矯正歯科とは?
矯正歯科とは、いわゆる出っ歯や受け口、八重歯などの不正咬合といわれる歯並びが原因で生じる病気を、歯を動かして治療することをいいます。
歯並びや噛み合わせが良くないと、見た目だけでなく心身への様々な障害が懸念されます。
しっかり噛める機能的な歯並びは、成人にとっては健康維持にもつながりますし、お子様にとっては身体や脳の発育を左右する大切な要因にもなります。
また、歯並びが原因で口元に自信が持てないとお悩みの方にお薦めしています。
整った口もとは見た目に美しいだけでなく、精神的にも自信がつきます。
矯正歯科の種類
インビザライン(マウスピース型矯正)
インビザラインは、透明素材のマウスピースを装着して歯列矯正を行う治療方法です。
アメリカのアライン・テクノロジー社が提供を始めてから現在まで、世界の100ヶ国以上で利用され、700万人を超える方がインビザラインによる治療を受けていると言われています。
最大の特長としては、従来のワイヤー・ブラケット式の矯正とは異なり、取り外しができるという点です。
また、取り外し可能なため、食事の際や、歯磨きの際などには取り外すことができるため、「歯並びは整えたいけれど、矯正治療が目立つのはイヤ…」と治療をためらっている方でも、マウスピース型矯正歯科装置「インビザライン」なら安心して治療が始められます。
ワイヤー・ブラケット式矯正
歯列矯正に多く用いられる最もオーソドックスな装置です。
他の装置と比較して目立つ欠点はありますが、費用も他の装置に比べて一番安く、また、丈夫で壊れにくく、表面も滑らかで汚れが付きにくいなどメリットも多いです。
外からの見た目にはあまりこだわらず、治療費を抑えたい方に合った装置です。
床矯正(しょうきょうせい)
床矯正は、歯列を側方拡大して、本来あるべき位置に歯を並べるといった矯正治療です。
入れ歯のような床拡大装置を装着して、歯を動かしたり顎を拡大して、歯並びやかみ合わせをきれいに整えていく方法で、成長するべき位置までアゴを広げ、十分なスペースができれば、口腔周囲筋や舌などにより、理想的な位置に歯が誘導されていきます。
特徴としては、基本的には歯を抜かずに行う点と、取り外しが可能という点です。
床矯正は成長期の歯並び改善を目的とした治療方法なので、6歳〜11歳くらいのお子様が治療を始めるのが望ましいと言えます。
患者様一人ひとりに合った治療を行います
当院では、患者様一人ひとりに合った理想の歯並びや、ニーズに合わせた装置をご提案しております。
歯並びの状況や、希望されている治療ゴールなど、患者様それぞれです。
それらを元に矯正治療のご提案を行いますので、お気軽にご相談ください。